鍵や防犯を考える

鍵のお手入れ・間違った手入れ方法

鍵は子供からお年寄りまで色々な人が持ち歩くものであり、使用頻度もかなり高いものです。玄関のカギは外出する時が主な使用理由になりますので、多くても日に3回か4回くらいかと思います。しかし、トイレ、倉庫、机の引き出しなど、一日の内になんども施錠と開錠を繰り返す鍵もあります。 実は鍵と言うものはとても精巧な構造をしており、小さなゴミやホコリなど少しでも汚れがたまってしまうと鍵が回りにくくなったり、挿しこみにくくなります。そのため、普段から使用頻度が多いと思われる箇所は意識的にメンテナンスを行う必要があります。 メンテナンスを行う際には特に注意しなければならないことがあります。 金属で制作されたものかみ合わせや動きが悪くなった時は油をさすという行為が最もポピュラーだと思われがちですが、鍵の場合は違います。 むしろ、機械油を挿すことによってより状況が悪化する恐れがあります。 錠前内部に注入された油が、余分なホコリを引きよせ、内部で粘着し故障の原因となります。ポケットなどに鍵を入れている人などは、ブレードの刻み部分に小さなホコリが付着していることが多いので、それらが直接的な原因となりうるのです。

↑ PAGE TOP